このぺーじでは、工事の様子を、順を追って写真で説明します。
実家の家人が撮影した写真を後から見て説明を付けている上、土木工事には詳しくないため、間違った用語を使用したり、勘違いをしているかもしれません。
ご容赦のほどをお願いいたします。
工事前の2011年夏の状態です。
出入り口部分の陥没を砂利で埋めています。道路から奥に向かって斜度が付いているため、ブロック下の砂が流れてしまったようです。
長年に渡る凍上の結果、凸凹になっています。
工事 初日。
初日は、インターロッキングブロックを剥がし、軽く掘って終了です。
工事 2日目。
さらに掘り下げ、電線を通すパイプを配置して、赤土をかけ、さらにその上に砂利を敷いていきます。
工事 3日目。
どんどん砂利を敷いていきます。
砂利を敷き終わり、3日目は終了です。
中1日空けて、工事4日目。
ロードヒーティング・断熱材敷設
砂利を平らにならして、断熱材を敷きます。
ロードヒーティング・
断熱材の上にコンクリートを流し込みます。(良く見ると断熱材の上に鉄筋が組んでありますね)
平らにしながら、どんどんコンクリートを流し込んでいきます。(スピードが大事なようです)
ロードヒーティング・コンクリート養生
ブルーシートで養生をして、固まるまで待ちます。
中3日空けて、工事5日目。
余分な部分の切り取り(手前)と、乾燥作業(奥側)でしょうか?
ユニットヒータの敷設です。
この作業は学生時代にアルバイトでしたことがあるのですが、結構手間がかかった記憶があります。
またブルーシートで養生して、コンクリートが本格的に固まるまで待ちます。
制御盤も完成していました。右上側で飛び出ているのは降雪センサです。
中身はこんなかんじです。
右上は、ホットタイム22用の通電制御のタイマです。(17:00-19:00でOFFとしました。)
中央左側の白いのは、融雪制御装置です。
下から2段目、左から小×2、中×2は、電磁開閉器です。(4回路個別制御をするため、4個あります)
中5日空けて、工事6日目。
ユニットヒータの上に鉄筋を組んで、コンクリートを流し込み、平らにならしていくようです。
どんどん流して込んで、平らにしていきます。
色粉をまいて、均していきます。
色が均一になったら、スタンプ押し作業です。
中1日空けて、工事7日目。
スタンプ工法・保護材
保護材でしょうか? 全体にコーティングしていきます。
乾燥後、風合い(?)を出すための薬剤を手作業で塗っていきます。
翌日の写真ですが、一部インターロッキングブロックを戻す作業と排水溝のグレーチング設置を除いてほぼ完成です。ただし、再度コンクリートの養生のため、まだ車の乗り入れはできません。
この写真では濡れていて色合いが悪く写っていますが、乾くととよい感じになっていったと聞いています。
200V用のトランスが直近の電柱にないということで、大掛かりな電気工事が必要になりました。
ただし、この工事は電力会社の工事で、こちらの直接的な工事費用負担はありません。
ショートして停電しないように養生をしているところでしょうか?
別角度から。
200V用のトランス(左上)、大きいですね。
完成後の写真です。
建物側から道路方向へ向かって。
仕上げの状態を少しアップで。
冬季稼働時の状態です。
上の写真を撮った後に、道路側から撮影。右側中央より上のほうにかろうじて見えるのがロードヒーティング部。左上に乗用車のルーフが見えます。2012年の正月に撮影。まだ正月なのに、積雪が多いです。
屋内設備。
左上は融雪制御装置の操作装置。
右側中央は、RS232-イーサネット変換装置で、屋外の融雪制御装置にRS232で接続してあります。
横浜からの接続は、横浜PC⇔ルーター⇔インターネット⇔実家ルータ⇔RS232-イーサネット変換装置⇔融雪コントローラとなります。横浜PCから稼働状況の監視と遠隔操作ができます。
詳細は”遠隔制御”のページで。